鼓動、千々に

闘病記。あした天気になあれ。

放射線治療 開始

3/30の手術から1ヶ月と10日、ようやく創部が回復したため、放射線治療を開始することになった。傷の場所柄、治りが悪く、回復まで随分と時間を要してしまった(しかも全快ではなく、あくまで放射線治療ができる程度の回復。潰瘍はまだ埋まっていない)。傷が治るまでは放射線治療抗がん剤もできないということだったので、焦燥感が募る一方だった。加えて、がんが復活してしまったら、転移してしまったらという恐怖も大きく、今日までは精神的に非常につらかった。

その期間のことを書こうと思う。創部に変化があったのは術後1か月が経った頃で、それまで全く良くならなかったのに、唐突に回復の兆しが見られた。出血と滲出液がぐっと減ったり、座っていられる時間が長くなったり。昨日と今日で、様子が全く違うと言うのは一体どういうことなんだろうと驚いた。その頃の形成外科の先生の診察で、急激に良くなってるという表現をされて少し笑ってしまったのだけれど、まさにその通りであった。確変というか覚醒というか。滲出液が減るのは良いことだそうで、滲出液が出ていると創部がふやけて治りが悪くなるのだそうだ。これからぐんぐん良くなるよ、ということで、放射線治療までの1週間と少しで、あとどれだけ回復するのだろうと楽しみになった。結果として、ぐんぐんとはいかないまでも、良くはなったように思う。滲出液は相変わらずだけれど、傷口は物取りに入られたようにとっ散らかっていたところから、良い感じに片付けが進んできたな、まだ生活感あるけど。という具合までに回復した。目指すはホテルライク。例えが下手すぎる。ともかく、放射線を当てられるくらいにまでは回復した。ようやく。1ヶ月と10日もかかった。長かったなあ...

 

ということで、念願の放射線治療の初回を先程終えた。書いていた通り、寝ているだけで痛みも何もなく終わった。なので特に書くことがない。ただ、副作用について結構な脅され方をしたので(爛れるって表現怖すぎ)、皮膚のケアはしっかりしていきたいと思う。副作用には個人差があるという(気休めがある)けれど、どうせ結構つらい感じで出るんだよ。けっ。

 

というわけで今日はこのへんで。引き続き、頑張っていきましょう。

 

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