鼓動、千々に

闘病記。あした天気になあれ。

病理検査の結果

手術で摘出した腫瘍の病理検査の結果が出た。当初、3週間程で結果が出ると聞いてきたのだが、コロナのせいなのか一月半ほど時間がかかってしまったようだ。まあ、大きい部分は取ってもらったからひとまず安心していて、ここから特に何が変わるわけでもないだろうと特に気に留めていなかったわけだけれど。

というわけで結果。

腫瘍(黒い丸部分)その周りの組織(黒い丸の外側の白い部分)を切除した。

 こんな感じ→◉

顕微鏡で見ると、黒い丸の外の白い部分にも、がん細胞がいた。切除した細胞の端にいるということは、まだ体の中にがん細胞が残っている可能性がある。場所柄、腫瘍の周りを充分に余裕を持って切り取れなかったため。この病院では腫瘍周り3cmは取るらしいが、私の場合は腫瘍ギリギリを切り取った箇所もあった。

放射線治療を30回から33回に変更

抗がん剤放射線治療が終わったら開始

放射線治療で皮膚炎が起こるので、そこに抗がん剤を併せてやると、皮膚炎を悪化させる可能性がある。そうなると放射線治療を中止しなければならず、それを避けるため。

再発率は今の段階で言うと、はっきりは言えないが2割程度とのこと。細胞の活発率?みたいなものは、抗がん剤がよく聞いたこともあって80%から5%に下がっていた。幸い、放射線抗がん剤もよく効く種類のがんらしいので、徹底的にやっていただく。治療の終わりが遠のいてしまったが仕方ない。放射線抗がん剤を同時に、というのはやはり受け切れる自信がなかったので、別々になって良かったと思う。コロナ禍で毎日通院するのは非常に怖いけれど。緊急事態宣言、あっさり解除された都道府県も結構あるし...とりあえず、細心の注意を払って通院するしかない...

 

腫瘍の画像を見たけど、小さい脳みそみたいでちょっとグロテスクだった。そこそこな大きさを切り取ったので、ああこれがダイヤモンドだったら良かったのになんて思ったり。ま、そんなわけないんですけどね。f:id:hapimi:20200514160513j:image

定期買って帰らなきゃね。では。